猫について

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これらの症状はありませんか?

猫は体調不良を隠す傾向があり、飼い主様が日々の様子から異変に気づくことが非常に重要です。以下のような症状が見られる場合は、早めの受診をご検討ください。

鼻・口・呼吸器

くしゃみ・鼻水・咳

猫風邪(ヘルペスウイルス、カリシウイルス)が代表的で、特に子猫では重症化しやすいです。

呼吸が早い・口呼吸

気管支炎、肺炎、胸水などが考えられ、早急な検査が必要です。

よだれ・口臭

口内炎や歯周病、口腔内腫瘍などの可能性があります。食欲低下につながるため注意が必要です。

目やに・目をショボつかせる

ウイルス感染による結膜炎や角膜炎の症状です。慢性化すると視力低下の恐れがあります。

皮膚・被毛

脱毛・かゆみ・毛づやの悪化

ノミアレルギー性皮膚炎や真菌感染、内分泌疾患の可能性があります。グルーミングのしすぎもサインになります。

排尿・排便

排尿困難・血尿・頻尿

膀胱炎、尿路結石、尿道閉塞などが疑われます。特にオス猫は尿道が細いため、急変することもあります。

便秘・下痢・嘔吐

消化器の不調や誤飲、慢性腎臓病が関与することがあります。長引く場合は検査が必要です。

行動の変化・全身症状

食欲不振・体重減少

慢性腎臓病や糖尿病、感染症などが考えられます。

多飲多尿

腎不全、糖尿病、甲状腺機能亢進症の兆候であることがあります。

隠れる・動かない・攻撃的になる

痛みや不調のサインです。ストレスや内臓疾患が背景にあることがあります。

よくある病気とその説明

慢性腎臓病

高齢猫に多く、初期は無症状です。進行すると多飲多尿や食欲低下、体重減少が見られます。早期発見のためには定期的な血液検査が有効です。

尿路疾患(膀胱炎・尿石症・尿道閉塞)

トイレに頻繁に行く、少量ずつしか尿が出ない、血尿があるなどの症状が見られます。特にオス猫では尿道閉塞による急性腎不全を起こすリスクがあるため緊急対応が必要です。

口内炎・歯周病

口臭、よだれ、食欲低下が特徴です。重度になると口腔内がただれ、食事が困難になることもあります。日常的な口腔ケアが重要です。

感染症(猫エイズ・猫白血病)

免疫力が低下し、慢性的な不調を引き起こします。無症状で進行することもあり、検査による早期発見が鍵です。感染予防にはワクチンと室内飼育が推奨されます。

糖尿病

多飲多尿、体重減少、食欲の変動が見られます。インスリン治療や食事管理が必要で、定期的な血糖チェックが不可欠です。

呼吸器疾患(猫風邪)

くしゃみ、鼻水、目やになどの症状が続く場合はウイルス性呼吸器感染が考えられます。特に子猫や高齢猫では肺炎に進行することもあります。

皮膚病

ノミや真菌などの外部寄生虫、あるいはアレルギーが原因です。脱毛や湿疹、皮膚の赤みが見られる場合は適切な治療が必要です。

些細な変化を見逃さないで

猫は体調の変化を隠す傾向が強いため、飼い主様の日々の観察と定期的な健康チェックがとても大切です。少しの変化が大きな病気のサインであることも少なくありません。大阪市東住吉区のフジタ動物病院では、予防や早期発見を重視し、飼い主様と一緒に猫の健康を守るお手伝いをいたします。安心して長く暮らせるよう、気になることがあればいつでもご相談ください。

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